【第55回】夏の髪色を長持ちさせるコツ

お悩み解決

夏といえば、海やプール、そして強い日差し。楽しい季節ですが、せっかくのヘアカラーが色落ちしやすい時期でもあります。紫外線・汗・皮脂・塩素や海水など、カラーの退色を早めてしまう要因が盛りだくさん。今回は、美容師の目線から「夏に髪色を長持ちさせるコツ」をお伝えします。
ちょっとした工夫を取り入れるだけで、色持ちの美しさはぐっと変わりますよ。

1. シャンプーは色落ちを防ぐタイプを選ぶ

カラーを長持ちさせる基本は、シャンプー選び。洗浄力の強すぎるシャンプーは色素をどんどん流してしまいます。
「カラーケア専用」や「アミノ酸系」のシャンプーを選ぶと、髪色を守りながらやさしく洗い上げることができます。さらに、洗うときは熱いお湯を避け、ぬるま湯(38℃前後)を心がけるのもポイントです。

2. 紫外線から髪を守るUVケア

夏の退色原因No.1は紫外線。髪の表面だけでなく、カラーの色素そのものを壊してしまうため、紫外線対策は必須です。
UVカットスプレーを出かける前にひと吹きするだけで、紫外線によるダメージを大幅に減らせます。帽子や日傘と併用すれば、さらに安心です。

3. プールや海の前後に必ずケアを

プールの塩素、海水のミネラルはカラーの退色を早めます。遊ぶ前にアウトバストリートメントやオイルで髪をコーティングしておきましょう。帰宅後はすぐにシャワーで流し、保湿ケアをすることが大切です。

4. トリートメントで色素をキープ

カラー後は髪が乾燥しやすいため、ダメージ部分から色素が抜けやすくなります。
週1〜2回はカラー専用トリートメントで補修&保湿をしてあげると、髪に潤いが戻り、色の定着も良くなります。特に夏場は冷房や紫外線で乾燥しがちなので、意識して取り入れてみましょう。

5. 洗髪の回数を見直す

汗や皮脂が気になる夏はシャンプー回数が増えがちですが、洗いすぎは退色の原因に。どうしても気になるときはぬるま湯で流すだけドライシャンプーを活用すると、カラーを守りつつ快適に過ごせます。

美容師からのアドバイス

夏のカラー退色は避けられない部分もありますが、日々のケア次第で美しい色味を長く楽しむことができます。シャンプー・紫外線対策・トリートメントの「三本柱」を意識するだけで、色持ちはぐっと良くなりますよ。
「色落ちが早くて毎回残念…」という方は、ぜひ今日から取り入れてみてください。

van family四ツ居店では、夏にぴったりなカラー専用ケアアイテム色持ちを考えた施術もご提案しています。お気軽にスタッフにご相談くださいね。

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