
夏といえば海やプール!開放的で楽しい時間ですが、その一方で髪にとっては過酷な環境でもあります。海水や塩素、強い紫外線は、髪や頭皮に大きな負担をかけ、乾燥・色落ち・ゴワつきといったトラブルを引き起こします。今回は「夏の海やプールでの髪ダメージ対策」について詳しく解説します。
海やプールが髪に与えるダメージ
- 海水の塩分:髪の水分を奪い、パサつきやゴワつきの原因に。
- プールの塩素:カラーやパーマの持ちを悪くし、髪をキシませる作用があります。
- 紫外線:海やプールは屋外が多いため、長時間紫外線を浴びて乾燥や褪色が進行します。
- 摩擦:泳いでいる間に髪が擦れたり絡まったりしやすく、枝毛や切れ毛の原因になります。
海やプールに入る前の対策
- 髪を濡らしてから入る
あらかじめ真水で髪を濡らすことで、海水や塩素水が髪に浸透しにくくなります。 - 洗い流さないトリートメントを塗布
オイルタイプやミルクタイプで髪をコーティングすると、ダメージを軽減できます。 - まとめ髪や帽子
髪の露出を減らすだけでも、塩素や紫外線の影響を最小限に抑えられます。 - スイムキャップ
特にプールでは効果的。摩擦防止や塩素からの保護に役立ちます。
海やプールの後のケア
- すぐに真水でよくすすぐ
海水や塩素を髪に残さないことが大切です。可能であればシャワーですぐに流しましょう。 - ダメージケア用シャンプー&トリートメント
髪に残った不純物をやさしく落とし、失われた水分を補給します。 - ヘアマスクや集中トリートメント
週に1〜2回のスペシャルケアで、深部まで補修を行いましょう。 - 自然乾燥ではなくドライヤーで乾かす
濡れたまま放置すると、さらに髪が傷みます。必ず根元から乾かしましょう。

サロンでできるアフターケア
海やプールで受けたダメージは、セルフケアだけでは追いつかないこともあります。そんな時はプロのケアを取り入れるのがおすすめです。
- 髪質改善トリートメント:ダメージを補修し、なめらかな質感に。
- ヘッドスパ:紫外線や塩素で疲れた頭皮をリセットし、健康な髪を育てる環境を整えます。
- カラーリペア:色落ちが進んだ髪色を補修・補色して美しさを取り戻します。

まとめ
海やプールでの楽しい時間を過ごすためには、髪のダメージ対策が欠かせません。
事前に「濡らす」「保護する」工夫をして、遊んだ後は「すぐにすすぐ」「補修する」ことが大切です。
そして、定期的にサロンでのプロケアを取り入れることで、夏のレジャーを思いっきり楽しみながらも美しい髪を守ることができます。
ぜひこの夏は、髪も一緒にUV&ウォーターケアを習慣にしてみてください。