
梅雨の時期になると「朝はまとまっていたのに、外に出た途端うねりや広がりが出てしまった」という経験はありませんか?湿度の高さが髪の水分バランスを乱し、特にくせ毛やダメージ毛の方は影響を受けやすくなります。今回は、梅雨時期でも快適に過ごせるうねり・広がり対策について、毎日のケアからスタイリングの工夫まで詳しくご紹介します。
なぜ梅雨時期に髪がうねる・広がるのか?
髪は「湿気」にとても敏感です。髪の主成分であるケラチンは水分を吸収しやすく、空気中の水分が多いと、髪内部の水分量が不均一になり、収縮の差からうねりや広がりが起こります。また、カラーやパーマ、アイロンでダメージを受けている部分はキューティクルが開きやすく、さらに湿気を吸収してまとまりにくくなります。
梅雨時期の基本ケア
- 保湿力のあるシャンプー・トリートメント
水分を適度に保ちながら、髪をしっとりまとめるタイプを選びましょう。アミノ酸系やケラチン配合のものが特におすすめです。 - アウトバストリートメントの活用
ドライヤー前にオイルやミルクタイプを馴染ませることで、湿気の侵入をブロックし、まとまりやすい髪へ。 - 正しいドライヤーの乾かし方
根元からしっかり乾かすことが広がり防止の基本。最後に冷風で仕上げるとキューティクルが閉じ、湿気に強い髪になります。

スタイリングの工夫
梅雨時期は「ツヤ感を出しながらまとめる」ことがポイントです。
- スタイリング剤は軽めのオイルやクリームを使用し、毛先を中心に馴染ませる。
- ヘアアイロンで仕上げた後は必ずヘアスプレーで固定。湿気から髪を守ります。
- 広がりが気になるときはまとめ髪アレンジもおすすめ。ポニーテールやシニヨンなら崩れにくく、オシャレに湿気対策ができます。
おすすめのサロンケア
梅雨時期はサロンでの特別ケアを取り入れるのも効果的です。
- 髪質改善トリートメント:内部補修で湿気に強い髪に。
- 縮毛矯正・酸熱トリートメント:うねりを根本から解消し、扱いやすい髪に。
- カットでの工夫:広がりやすい髪を軽くしすぎず、重さを残してまとまりやすくする。

まとめ
梅雨の湿気によるうねりや広がりは、日々のケアやちょっとした工夫で大きく変わります。
保湿・補修・湿気ブロックを意識したケアを取り入れることで、雨の日でも快適に過ごせるはずです。
サロンでのケアと自宅での習慣をバランスよく取り入れ、梅雨の季節を乗り切りましょう。