【第26回】ダメージ毛を守るドライヤーの正しい使い方

お悩み解決

なぜドライヤーが髪にダメージを与えるのか?

髪は熱に弱く、特にパーマやカラーを繰り返しているダメージ毛は、ドライヤーの熱によってさらにキューティクルが開きやすくなります。毎日の乾かし方次第で、髪の状態は大きく変わります。今回は、熱ダメージを最小限に抑えながら、速乾で仕上げる方法と、アイテム選びのコツをお伝えします。

1. タオルドライで水分をしっかり取る

ドライヤー前のタオルドライはとても大切です。髪をゴシゴシこするのではなく、マイクロファイバータオルで優しく押さえるように水分を吸収します。これだけでドライヤー時間が30%ほど短縮でき、熱ダメージも減らせます。

2. 熱ダメージ軽減のための温風と冷風の使い分け

髪は60℃以上の熱でタンパク変性が起こるため、同じ箇所に長時間熱を当てないことが大切です。根元から中間までは温風で素早く乾かし、毛先は冷風で仕上げます。冷風はキューティクルを引き締め、ツヤ感もアップさせます。

3. 速乾テクニック

  • ドライヤーは髪から15〜20cm離す
  • 根元を立ち上げるように風を当てる
  • 左右交互に乾かして熱の集中を避ける

また、ドライヤーの風量は「強」に設定し、短時間で乾かす方が髪への負担は軽くなります。

4. ダメージ毛におすすめのドライヤー選び

最近は、遠赤外線やマイナスイオン機能付きのドライヤー、風温を自動調整するモデルなど、髪に優しい機能が豊富です。特にダメージ毛の方は、温度センサー付きのモデルを選ぶと安心です。

5. ヘアケア剤との併用でさらに守る

ドライヤー前には必ず洗い流さないトリートメントやオイルを使用しましょう。熱保護成分(ヒートプロテクト)配合の製品を選べば、熱による乾燥やパサつきを防げます。

まとめ

ドライヤーは使い方次第で「ダメージの原因」にも「美髪の味方」にもなります。正しい距離・時間・温度を意識し、熱ダメージを減らす工夫を続ければ、毎日の仕上がりと髪の未来は変わります。vanfamily四ツ居店では、髪質やダメージレベルに合わせたドライヤーの使い方や、おすすめアイテムもご提案していますので、気軽にご相談ください。

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