【第57回】乾燥シーズンに備えるヘアケア

お悩み解決

秋から冬にかけて、空気が一気に乾燥してきます。 「髪がパサつく」「静電気で広がる」「頭皮がかゆい」など、乾燥によるお悩みが増えるのもこの季節の特徴です。 髪や頭皮はお肌と同じように水分と油分のバランスが大切。乾燥が進むと、枝毛や切れ毛だけでなく、カラーやパーマの持ちも悪くなってしまいます。 今回は「乾燥シーズンに備えるヘアケア」について、しっかり対策をご紹介します。

1. シャンプーの見直しでうるおいキープ

乾燥シーズンは、洗浄力の強いシャンプーは頭皮や髪の水分を奪いやすくなります。 アミノ酸系の保湿シャンプーや、髪の内部を補修するダメージケア系シャンプーに切り替えるのがおすすめ。 また、お湯の温度は38℃前後のぬるま湯で優しく洗うことも、乾燥を防ぐポイントです。

2. トリートメントとヘアマスクで集中ケア

乾燥によるパサつきを防ぐには、毎日のトリートメントに加えて週1〜2回のヘアマスクを取り入れると効果的です。 髪の内部まで補修成分が浸透し、しっとりまとまりやすい状態に整えてくれます。 トリートメントは毛先を中心に塗布し、蒸しタオルで包んで5分ほど置くと浸透力がアップします。

3. 頭皮の乾燥対策も忘れずに

髪だけでなく、頭皮も乾燥しやすい季節です。 乾燥が進むとフケやかゆみ、ひどい場合は炎症の原因にもなります。 頭皮用の保湿ローションやオイルを使って水分と油分を補給することが大切です。 シャンプー後やドライヤー前に軽くマッサージしながらなじませると、血行促進と保湿が同時にできます。

4. ドライヤーとスタイリングの工夫

乾燥シーズンにありがちなのが「ドライヤーの熱ダメージ」。 髪から20cmほど離して風をあて、根元から乾かすようにしましょう。 最後に冷風で仕上げるとキューティクルが引き締まり、ツヤとまとまりが出ます。 また、スタイリング剤もオイル系やミルク系を選ぶと、乾燥による広がりや静電気を抑えることができます。

5. 室内環境と生活習慣も大切

髪の乾燥は外的要因だけでなく、室内環境も大きく影響します。 暖房による乾燥を防ぐため、加湿器の使用や洗濯物の室内干しなどで湿度を保ちましょう。 さらに、髪の水分を保つには体の内側からのケアも大切。 水分補給、バランスの良い食事、質の良い睡眠を意識することで、健やかな髪が育ちます。

美容師からのアドバイス

乾燥対策のポイントは「髪と頭皮を守ること」。 髪のダメージは一度進行すると自然には修復できないため、早めの予防が何より大切です。 シャンプー・トリートメント・頭皮ケア・スタイリング・生活習慣、この5つのバランスを整えることで、乾燥シーズンもツヤのある髪をキープできます。 「パサつきや広がりが気になるな」と感じたら、ぜひ一度プロのケアを取り入れてみてください。

van family四ツ居店では、乾燥シーズンにおすすめの集中トリートメントメニュー頭皮保湿ケアをご用意しています。 ご自宅でのケアに加え、サロンでのプロケアを取り入れることで、髪の状態はぐんと変わります。 今年の冬は、乾燥に負けないツヤ髪を一緒に育てていきましょう。

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