【第53回】夏の海やプールでの髪ダメージ対策

お悩み解決

夏といえば海やプール!開放的で楽しい時間ですが、その一方で髪にとっては過酷な環境でもあります。海水や塩素、強い紫外線は、髪や頭皮に大きな負担をかけ、乾燥・色落ち・ゴワつきといったトラブルを引き起こします。今回は「夏の海やプールでの髪ダメージ対策」について詳しく解説します。

海やプールが髪に与えるダメージ

  • 海水の塩分:髪の水分を奪い、パサつきやゴワつきの原因に。
  • プールの塩素:カラーやパーマの持ちを悪くし、髪をキシませる作用があります。
  • 紫外線:海やプールは屋外が多いため、長時間紫外線を浴びて乾燥や褪色が進行します。
  • 摩擦:泳いでいる間に髪が擦れたり絡まったりしやすく、枝毛や切れ毛の原因になります。

海やプールに入る前の対策

  • 髪を濡らしてから入る
    あらかじめ真水で髪を濡らすことで、海水や塩素水が髪に浸透しにくくなります。
  • 洗い流さないトリートメントを塗布
    オイルタイプやミルクタイプで髪をコーティングすると、ダメージを軽減できます。
  • まとめ髪や帽子
    髪の露出を減らすだけでも、塩素や紫外線の影響を最小限に抑えられます。
  • スイムキャップ
    特にプールでは効果的。摩擦防止や塩素からの保護に役立ちます。

海やプールの後のケア

  • すぐに真水でよくすすぐ
    海水や塩素を髪に残さないことが大切です。可能であればシャワーですぐに流しましょう。
  • ダメージケア用シャンプー&トリートメント
    髪に残った不純物をやさしく落とし、失われた水分を補給します。
  • ヘアマスクや集中トリートメント
    週に1〜2回のスペシャルケアで、深部まで補修を行いましょう。
  • 自然乾燥ではなくドライヤーで乾かす
    濡れたまま放置すると、さらに髪が傷みます。必ず根元から乾かしましょう。

サロンでできるアフターケア

海やプールで受けたダメージは、セルフケアだけでは追いつかないこともあります。そんな時はプロのケアを取り入れるのがおすすめです。

  • 髪質改善トリートメント:ダメージを補修し、なめらかな質感に。
  • ヘッドスパ:紫外線や塩素で疲れた頭皮をリセットし、健康な髪を育てる環境を整えます。
  • カラーリペア:色落ちが進んだ髪色を補修・補色して美しさを取り戻します。

まとめ

海やプールでの楽しい時間を過ごすためには、髪のダメージ対策が欠かせません。
事前に「濡らす」「保護する」工夫をして、遊んだ後は「すぐにすすぐ」「補修する」ことが大切です。
そして、定期的にサロンでのプロケアを取り入れることで、夏のレジャーを思いっきり楽しみながらも美しい髪を守ることができます。
ぜひこの夏は、髪も一緒にUV&ウォーターケアを習慣にしてみてください。

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